ミラノやシンガポールにも拠点のあるデザイン事務所nendo代表、佐藤氏の書籍。

ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されたことがある。

クライアントからお題を与えられてそれをデザインという形にして返す、その工程や考え方が述べられていて、読めば読むほど「すごい人だなーー」という思いでいっぱいになる。

何がすごいか。
・デザインの対象が多岐に渡る。インテリアから雑貨、洋服etc
・クライアントが世界の有名ドコロばかり
・ただデザインじゃなくて新しい製品を提供することによって製品製造のコストダウンもやってのけている

特に3番がすごい。と個人的は思った。普通はデザイン刷新=コスト増だから。

いったいどうやったらこんな人が生まれるのかと不思議に思ってたらこんな記事を見つけました。

http://rentalhomepage.com/satoooki/
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「これから毎月、貯金をはたいてミラノに行き、カッペリーニ氏にアイデアを見せ続ける。」
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「情熱が全てです。能力も非常に重要ですが 情熱が最も重要です。」
-ジュリオ・カッペリーニ氏

佐藤氏のデザインはまったく新しいものを生み出すのではなく、星と星の間をつなぐようなデザイン。

いったいどんなものなんだろう?って思う方はぜひ本書を読んでみてください。

デザインって見た目の美しさだけじゃなくて機能性も含まれますよね?
ちょっとした改変で劇的に機能性が高まる。そんなプロダクトを佐藤氏は生み続けてきています。

まだ完読してませんが、とっても感銘を受けたので共有しました。

nendo デザインの商品

本来はマウスの裏に隠すUSBレシーバをしっぽとしてあえて見せることでデザインのバリエを可能にした。このことでマウス本体の大きさも抑えることもできコスト削減も可能に。

ほかにもネットでも購入できるものがあります。